Tern Verge P10 シマノDeore M5100 1 × 11速試乗！

この記事は↓もくじの⑦になります
①～⑦によりシマノDeore11速化カスタムが完了します (^.^)/~~~
【Verge P10 カスタム】シマノ Deore M5100 11速化!!! 記事一覧

シマノDeore M5100 11速化したVerge P10を試乗します！
数か月あちこち走ったインプレです

Deore RD-5100 装着状況
Deore11速 (11-51T) 走行インプレ

Deore RD-5100 装着状況

今回リアディレイラーDeore RD-5100のディレイラーアームは標準のアームより明らかに長くなっています！ (@_@)
ローギアシフト時のディレイラーアームの位置は↓な感じです (左赤丸)
アーム内側とタイヤとの間隔は4.2mm (右赤枠・ノギス計測)
見た目ぶつかってるんじゃないかって感じですが、大丈夫です(^^;
(なおこの章のVergeは逆さに立てているので、実際は上下逆になります)

ちょうど4速の時にディレイラーアームが一番下に向きます (チェーンの長さにより異なります)
この時のアームと地面との間隔は32.1mm (ノギス計測)
コーナーでバンクするとアームが接触するんじゃ？って感がありますが、今のところ大丈夫です！
なお草地や砂が浮いているような道では、草や砂がプーリー／チェーンに思いっきり巻き込まれます (^^;
ところで20インチ406サイズだと理論上半径が22.5mm短くなり、地面との間隔が1cm未満となるので接触するかも… (T_T))

Deore11速 (11-51T) 走行インプレ

■平地巡行
やはり11速！旧Deore10速よりぴったりくるギアが多く、またちょっとしたアップダウンでも都度変速できるので疲れにくい！ (疲れないわけではありません)
平地では多少のアップダウンでも、だいたい4速～10速で走り切れます

数か月使いましたが、MicroSHIFT サムシフター MTB11s SL-M11-R (インデックス型) はDeore11速をカチッ、カチッと精度よく変速してくれました！ (不調な場合は調整不足でした (T_T))
以前シマノDeore純正トリガーシフトはハンドル中央部に取り付けていて (【GRK HS-RA-107】ブルホーンハンドル (25.4㎜) 組立、試乗！参照) 手を移動させる必要がありましたが、今回サムシフターをハンドル先端に取付けたことでブレーキレバーとサムシフターを手を移動させず操作できるようになり、変速ストレスがなくなりました (^^)v

なお最高速はフロントチェーンリングを標準53T→60Tに変更したことで、実測約28km/h→約32km/hに向上しています (貧脚w･･･(^-^;)
53Tでは平地でもすぐトップに入っていましたが、60T変更後は9-10速くらいで高速巡行し、追い風など条件がよい時に11速に入る感じになりました

■上り
よく走るルートにキツイ激坂があり (傾斜計持ってないので斜度不明 (すみません)) 旧Deore1速40Tでは調子よい時しか登りきれなかったのですが、今回1速51Tで足を着かずに登れるようになりました！さすが51T！ (^^♪
(↓こんな感じの坂ですが、ここではありません (^^;)

普通の上りにつかうギアは1～4速くらいです
ぽたぴよは平地中心に乗るので、これで十分です！
ヒルクライムの場合はフロントチェーンリングを小径化するか、フロントダブルのコンポ変更になりますね (Vergeのフロントダブルは難易度高そうですが… (T_T))

■下り
今回フロントチェーンリングを60Tにして、最高速を上げています
(リアスプロケットは旧新ともにトップ11Tなので、スプロケット変更の影響はありません)
やはり標準53Tから60Tにしたことで下りではより高速化でき、足が空回りする (ギア比が軽くケイデンスが車速に追いつかない) ことはなくなりました
それでもちょっとした下り坂でも割とすぐにトップに入ってしまい、今一つオーバードライブ感はないのですが、やはりスピードが伸びるのは楽しいです！ (^^♪

なお60Tより大きいフロントチェーンリング、とくにナローワイドってなかなかないですね…
STONEラウンド60Tナローワイドは気に入っているので、今後も使っていきます！

■その他
MicroSHIFT サムシフター MTB11s SL-M11-Rはシンプルなサムシフターです
高速走行から交差点を曲がるために急減速するときのシフトダウンや、低速ギアでの上りからそのまま下りに入った時のシフトアップなど、制約なく一気に変速できます！ (^^)v